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マルチ内蔵アンプその8 《ディストーション回路製作編》
1/22(土)

フェーザーもミニブースターも動かずに煮詰まってしまった土曜日の夕方、 また気分を一新して今度は ひよこのページディストーション を作ることにした。

ディストーションは第二作先行者でも作ったけど、 市場に出回ってるディストーションは星の数ほどある(ギタリストのディストーションに対する こだわりの表れ?)し、 それにマルチに定番をしっかり組み込んでおきたかったから、2作目も作ることに決定。
微妙な音の違いを比べてみようかと思う。

いつもどおり、部品と回路図を並べる。今回はNew基板をおろそう。ひとつ75円。

新品の基板に部品。この部品からすばらしいディストーションサウンドが生まれるに違いない。

だいたいの部品の位置を決めたら、早速 半田ごてをコンセントに挿しこみ部品を組み立てていく。

ICソケットを中心に部品の位置を考える

ラジオペンチで丁寧に足を曲げ、さっと半田付け。

8本足のIC周りから順に半田付けしていく。

夢中になって組んでると、2時間も経たないうちに完成してしまった。

完成した基板の裏。丁寧に組んだから、結構きれいにできた…(?)

もう5〜6個は回路を組んだことになるけど、これだけ回路を組むと だんだんコツとかがわかるようになってきた。
部品同士をつなげるときに、全部部品の足を折り曲げてつなげれればいいけど、 うまく配置を考えないとどうしてもそれじゃ対応できない部分がでてきちゃう。
そういうのが出てきたら線でつなげないといけないけど、そればかりだと 大変なことになっちゃう。
「大変なこと」っていうのは、第一作HAM-01sの 完成基板の裏面を見てくれれば分かると思う。

左:HAM-01Sの完成基盤・裏
右:ディストーションの基板
部品数はそれほど変わらないのにこの差は歴然。

基盤作りもそれなりに上手になれた・・・かな?
もっとも実態配線図を見れば、余分な線を使わずにちゃんと組めるんだけど、 それをどうやってうまく配置するかを考えるのも案外楽しいもの。

できた回路に早速線をつないで試奏してみる。

見事、一発で完動。いい音です。




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