マルチ内蔵アンプその6 《フェーザー回路製作編》 | ||
パワーサプライが完成してからすぐ、フェーザーの製作にとりかかる。 これも ひよこのページの回路図。 フェーザー の頁に回路図がある。 ディストーションやオーバードライブなどの歪み系(ギューン!って、 いかにもエレキらしい音がするやつ)のエフェクターは割りと回路が簡単。 記念すべき第一作HAM-01sや、 第二作先行者は両方とも歪み系で、回路は割りと簡単だった。 (それでも初めて作ったHAM01-Sは慣れてなかったため戸惑ったけれど。) けれど今度は空間系のエフェクター。空間系は回路が複雑で、部品も多い。 俺が今まで作る中で一番複雑な回路だからちょっと自信が無い・・・うまくできるだろうか?
この日は結局途中までやっただけで終わってしまった。 この日一応完成したもののうまく動作しない。 一応音はなるし音質もちょっと変わるけど、フェーザーの「滑らかな回転感」が どうもない。この回路にはSpeed調整のつまみがあるけれど、いくらいじっても変化が無い・・・ 毎日いろいろ確かめたりするけど、なかなかうまくいかない。 この日、やっと完成!今までうまく動かなかった原因は、 最初のOpampの4番の足がグランドにつながっていなかったこと。 それだけのためにずっと動かず、本当に苦労した。 完成したときの感動は絶対忘れられない。音を鳴らしつつ半固定抵抗を調整していったら、 突然音がプルプル・・・と震え始め、すばらしいフェーザーサウンドに。 ツマミをいじると、音の震えるスピードが自由に変えられる。 初めて挑戦した空間系エフェクターは、大変だったけどなんとか完成。 |