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マルチ内蔵アンプその6 《フェーザー回路製作編》
1/20(木)

パワーサプライが完成してからすぐ、フェーザーの製作にとりかかる。 これも ひよこのページの回路図。 フェーザー の頁に回路図がある。

ディストーションやオーバードライブなどの歪み系(ギューン!って、 いかにもエレキらしい音がするやつ)のエフェクターは割りと回路が簡単。 記念すべき第一作HAM-01sや、 第二作先行者は両方とも歪み系で、回路は割りと簡単だった。 (それでも初めて作ったHAM01-Sは慣れてなかったため戸惑ったけれど。)

けれど今度は空間系のエフェクター。空間系は回路が複雑で、部品も多い。 俺が今まで作る中で一番複雑な回路だからちょっと自信が無い・・・うまくできるだろうか?

新しい基板と部品と、回路図。ICは3つ使われてる。回路の複雑さも結構やばい。

この日は結局途中までやっただけで終わってしまった。



1/21(金)〜2/1(火)

この日一応完成したもののうまく動作しない。
一応音はなるし音質もちょっと変わるけど、フェーザーの「滑らかな回転感」が どうもない。この回路にはSpeed調整のつまみがあるけれど、いくらいじっても変化が無い・・・
毎日いろいろ確かめたりするけど、なかなかうまくいかない。



2/2(水)

この日、やっと完成!今までうまく動かなかった原因は、 最初のOpampの4番の足がグランドにつながっていなかったこと。 それだけのためにずっと動かず、本当に苦労した。

完成したときの感動は絶対忘れられない。音を鳴らしつつ半固定抵抗を調整していったら、 突然音がプルプル・・・と震え始め、すばらしいフェーザーサウンドに。
ツマミをいじると、音の震えるスピードが自由に変えられる。
初めて挑戦した空間系エフェクターは、大変だったけどなんとか完成。




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