自作エフェクター製作記TOP

クレイグトレモロその1《計画編》
4/22(金)0時過ぎ

エフェクター第4作、「Craig Anderton's Tremolo」の製作スタート。
0時過ぎに部品の注文が完了。

回路は、これ↓
Craig Anderton's Tremolo Project

第3作、マルチ内蔵アンプを作り終えてから、「次はどこか、海外で公開されてる歪み系以外の エフェクターを作ろう」とずっと思っていた。
まず、Front Page の、「既成エフェクター回路図」の項をみて、どれを作ろうか考えた。

空間系のディレイやコーラスなどの回路図をみると、ちょっと手に入りにくそうな部品が使ってあったり、 高価なICが使われていたりしてちょっと作るのは大変そう。

例えば、BOSSのリバーブには 下のほうにとてつもなく大きいICが使われているし、 BOSSのディレイは MN3005やMN3101が使われている。
MN3101は、タッキーパーツ で売ってるけど2000円。ちょっと高い。



自分が作れそうな範囲で、
かつ高い部品が使われておらず
歪み系でない
エフェクターの回路図を いろいろと探した。
General Guitar Gadgetstonepadといったサイトを 中心にいろいろ見て回ったけど、どうも空間系は高価なICや手に入りにくいICを使ってるものばかりで、 自作は難しそうな印象を受けた。

多くの回路図をみていると、トレモロが作りやすそうな印象だったのでトレモロをひとつ作ろうと決意。
最初はtonepadのトレモロを作ろうと して、いろいろ部品を調べた。
回路図の中で唯一分からなかった部品は「LDR」。いろいろ調べたけどどうもピント外れのページばかり 見つかるので、掲示板で聞いたところ先輩方が分かりやすい説明とともに教えてくださった。
さらに、「トレモロならこっちのほうがいい!」と、別のトレモロの回路図を紹介してくださった。 いろいろと教えてくださり、本当に、ありがとうございました。

結局LDRというのは「フォトカプラ」という部品だとわかり、通販のサイトで調べた。 しかし、通販のサイトにあったのは別の種類のものだったのでLDRは自作することにして、部品を注文した。 今回使った通販のサイトは共立エレショップ。 利点は

@ショッピングカートが便利
A送料なども比較的安い
B品数が多い→今回の部品は、すべてこのサイトで手に入る

・・・など。前回使ったエレ工房さくらいを最初は使おうとしたけど、 オペアンプ「4049」が無かったので共立エレショップに変更した。

4/22(金)夕方

学校の帰りにダイソーとカーマに寄り、外箱の材料を買った。

今回からはアルミケースで作ろうと思っていたけれど、 数日前に風呂の中で「BOSSのようなフットスイッチを安く作ってやろう!」なんてことを思いついてしまい、 ノイズ面では今ひとつだけど、また木で作ることにした。

BOSSのようなスイッチを"安く"作るということで、注文したのは格安のトグルスイッチ。100円強。 フットスイッチじゃなくてトグルスイッチを注文した。

トグルスイッチを、フットスイッチに変えるということ。

うまくいくかどうかは分からない。けど、ちゃんと完成したら儲けもの。 相場600円前後のフットスイッチが100円程度のトグルスイッチで代用できるんだから。

フットスイッチの基本構造は、「押すとON、もう一度押すとOFF」。 風呂で「BOSSのスイッチ作ろう」と思い立った日、布団の中で 「トグルスイッチ→フットスイッチ」の変換構造を考えた。

「押すとON」は簡単にできる。問題は「もう一度押すとOFF」。どうやって作ろうか。
考えてるうちにひらめいた。
「これってノック式ボールペンと一緒じゃないか」

足で踏む板とボールペンのノック部を連結させ、ボールペンの芯とトグルスイッチを連結させてみようと。(かなり無理がありそうですが)

と、いうことでさっそく「乳白色ボディー ノック式ボールペン」をダイソーで買ってきました!

4本入り100円のノック式ボールペン


筆記のためにこの世に生まれてきたボールペンたちが、 今まさに「エフェクターのスイッチ変換機構」 に使われようとしています。絶対間違ってますね


そして、材料の木材をカーマの端材コーナーで購入。木材は50円。
他に、釘(63円)とちょうつがい(84円)、紙やすり(41円)を買ってきた。

カーマで買ったもの




安上がり♪






Kussy's Web Site
kussy0411@infoseek.jp